(1)小規模多機能型サービスとは・・・
⾃宅で⽣活しながら⽇中は「通い(デイサービス)」、夜間は「泊り(ショートステイ)」、⾃宅にいる⽇は職員の「訪問(ホームヘルプサービス)」を受けることができます。
⼀回の利⽤契約でこれら3つのサービスを必要に応じて必要な場合に必要なだけ利⽤できます。通院や外出の付添も⾏います。
なじみの職員が⽀援しますので安⼼でき、ご家族が外泊時や独居で家にいることに不安を感じる場合は3⾷付きで宿泊でき安⼼できます。24時間、365⽇、延⻑利⽤もできます。
要支援1,2から要介護1~5の要介護認定を受けた方が利用できます。登録定員は25名です。
(2)神原苑では、神原校区と藤山校区の2か所に小規模多機能型のサービスを行っています。
(3)サービスの説明
- 「通い」サービスは定員1日15名です。基本は9:00から17:00ですが、ご利⽤者の⽣活時間に合わせての利⽤ができます。⼊浴のみの利⽤や、⾷事のみの利⽤、午前⼜は午後の利⽤など短時間の利⽤や⻑時間の利⽤などご利⽤者やご家族の状態やご希望に応じて利⽤できます。朝⾷、⼣⾷のご⽤意も可能です。送迎もあります。
- ご利用者一人一人に合わせた機能訓練、ADL体操、口腔体操を実施します。又、 脳トレプリントを活用し頭の体操を実施します。
- ご利用者の趣味や好みに応じて、縫い物、編み物、ちぎり絵等の創作活動を実施します。
- ご利用者の意向を尊重しながらご利用者と共に食事づくりやおやつづくりを行います。
- 「泊まり」サービスは定員9名です、⻑期の宿泊や定期的な利用もできます。⼜退院後すぐの在宅での⽣活に不安がある⽅は宿泊を利⽤しながら⾃宅の⽣活に復帰するための⽀援を受けます。ご家族の介護の負担軽減にもご利⽤できます。
- 「訪問」サービスは、通いや泊りの利用がない日に見守り訪問、生活援助や身体介護を行うものです。安否確認、自宅における調理、掃除、洗濯、買い物、食事介助、排せつ介助、通院介助、服薬介助等の身体介護を行います。
- いずれのサービスを利⽤しても、いつもの馴染みのスタッフが援助し、又、各ご利⽤者にお客様係りを配置し、身体状況や個性を把握・尊重し、細やかなサービス提供にあたります。
- 身体状態の変化やご家族の状況の変化に伴い施設入所が必要になった場合、グループホームや特別養護老人ホームに優先的に利用ができます。
(4)介護が必要になっても、できる限り自宅で生活ができるように
ご家族・近隣住民・関係機関と協力体制を作り、支援していきます。
(5)利用料金
〈例〉
・「通い」+「訪問」サービス (1割利用負担額)
- 要支援1
- 約3,400円/月+実費((食事代等)
- 要介護1
- 約10,320円/月+実費(食事代等)
- 要介護3
- 約22,000円/月+実費(食事代等)
・「泊り」サービス
- 1泊2日
- 4,000円 (1日2000円)
・「訪問」サービスに特別な料金は、不要です。